大型写真で天売島の宇宙を表現
天売島海鳥情報センター『海の宇宙館』(天売港から徒歩5分)
天売島の海鳥はもちろん、季節の花々や島の暮らしなどの写真が館内に並ぶ。施設の設立者、自然写真家・寺沢孝毅が撮影したものだ。世界有数の海鳥繁殖地だというのに、島にはかつて、それを紹介する場所が何ひとつなかった。それで寺沢が、私費を投じてつくった。館内には写真の他、野鳥観察記録などリアルタイムの自然情報の展示もあり、バードウォッチャーの溜まり場でもある。
また、この場所は「とびっきり野鳥講座」など、寺沢が代表を務める(有)ネイチャーライヴが主催する自然体験や、寺沢が講師を務める旅行エージェント募集のツアー拠点として利用される。情報収集、情報のフィードバック、休憩、そして50インチ大型TVを活用したミニ講座「Photo & Sound Live」など、多くの人が多目的に利用している。
とりわけ島に数日滞在する人は、ここを上手に利用する人が多い。自然観察に疲れたら入れたてのコーヒーを飲んでくつろいだり、天候の悪い日は備え付けの天売島関連図書や、映像展示を見ながら過ごしたりしている。
また、ここでなければ手に入らないオリジナルグッズも数多く、心のこもったこだわりのお土産をゲットするにも好都合のはずだ。
裏手の芝生では、ノゴマのさえずりを聞きながら贅沢な時間を過ごすこともOKだ。
近い将来、この星の縮図を表現したい。
地球のあちこちを駆け巡る寺沢孝毅は、近い将来ここに、地球環境の変化が端的に見て取れる展示をしたいと考える。つまり、この星の縮図を表現したいのだ。寺沢が主宰する「守りたい生命プロジェクト」の常設展示の意味合いを展示に込めたい訳だ。
天売島の自然を観察したあとここを訪れると、地球の環境の変化や、失われゆく生物多様性をも知ることができる場所。海の宇宙に浮かぶ小さな星「天売島」で、私たちの星のことを考えられるスポット。それが寺沢が目指す『海の宇宙館』なのだ。
あの坂田明氏、江戸家猫八氏が館内でライブ(右写真)
海の宇宙館の音響はすこぶるいい。日本のジャズ界の大御所である坂田明氏が、サックス一本でミニライブを行った。また、動物の鳴きまね芸などで著名な江戸家猫八師匠も、襲名記念講演を行った。100人弱のアットホームなライブをするにはもってこいの小ホール。そんな顔もこの施設は合わせ持つ。
開 館 4月末(ゴールデンウィーク)〜9月末日
開館時刻 原則9:00〜17:00
入館料 シーズン入館料 大人一人300円 小学生以下無料
施設機能 展示、喫茶、オリジナルグッズ販売、上映、資料閲覧、その他
☎ 01648-3-9009 (開館時期のみ対応)
管理・運営 ㈲ネイチャーライブ 01648-3-9001

HOME