探検隊員募集中! 100万羽のエトロフウミスズメの巣立ちは? 大噴火から4年のライコケ島の姿とは?
未知なる聖域 千島列島&オホーツク探検クルーズ(2023.6〜7月予定)
〜 ウミスズメ類100万羽の島に旅立ちのドラマを求めて 〜
今回訪ねる千島列島は、地球上でも手つかずの自然環境が残された貴重な場所です。連なる島々の多くに海鳥の集団繁殖地があり、トドやオットセイの上陸場や繁殖場があります。
今回訪ねるのは、海鳥の子育てがはじまる時期です。エトピリカ、ウミバトなどが、魚をくわえてヒナへ運ぶ行動がはじまる頃です。期待したいのは100万羽のエトロフウミスズメ、希少なシラヒゲウミスズメのウシシル島での巣立ちシーンです。他の海鳥より早く繁殖を開始し、巣立ちも早いとみられるこれらのウミスズメ類は、暗くなる島の静かな湾内で、親子が歓喜と不安の声を響かせながら旅立っていくかもしれません。こうした未知なる営みを探求・記録するために、この島では可能な限り時間をとりたいです。
また、2019年6月に大噴火した海鳥繁殖地の島・ライコケ島を訪ね、壊滅した繁殖地がどこまで回復したのか確認します。このクルーズでは、いつどこでシャチなどの鯨類やミズナギドリ類の大群に遭遇するかわかりません。千島列島の野生生物全般が、できるだけ効率的に深く観察できるよう、海の状況などに合わせて最善を尽くしていきます。
あなたも私と一緒に、地球で最初の未知なる野生の目撃者になりましょう。皆様の千島列島探検クルーズへのご参加をお待ちしております。(2022年2月)
※3年の現地クルーズ実績を元に行程を組みました。使用画像の無断使用は厳禁です。TV取材班の同行が予定されていますので予めご了承ください。